戦いへの道 ザ・夏祭り2007

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まいどご無沙汰しています。Stonkでございます。

 さて、先日のSL24ザ・夏祭り2007においてJabara Land Estateでは「第2次たらい海戦」というイベントを開催させていただきました。参戦していただいた方々、現地や中継で観戦した頂いた方々にあつく御礼申し上げます。
 実はこの「第2次たらい海戦」は、恥ずかしながら私Stonkが企画を担当させていただきました。そこで、今回のレポートは、手前味噌ながらこの「第2次たらい海戦」について書かせていただきます。

 ありがたいことに他の皆様がブログや日記などに当日の状況を書いて頂いてます。せっかくなんで、ここでは企画側しか知りえないイベント開催までの裏話を書いてしまいましょう。
 あ~、さらにせっかくなんで今回は趣向を変えまして某局のク○ーズアップ現代みたいにドキュメンタリータッチで書いてくことにしましょうそうしましょう。

ご注意:今回のレポートには一部、残酷っぽいシーンがあります。お気をつけください!

 題しまして「戦いへの道、妄想するもうひとつの世界」。
 ・・・わけわかりませんな。
 題はさておいて、ま~とりあえずさっさとスタート。


・・・あ、テープ間違えた。
改めてスタートw。

♯アバターのデフォルトシェイプ(体型データ)は女性のものになってるようです。ラグが発生したときたま~にクライアント側でシェイプロードに失敗してこんなことになることがあります。ちなみに上のSSは「かわい~」とか言いながら神代鈴さんから押し付けられたw。・・・かわいいか?w


ことのおこりは4/27に開催された海底都市アトランティスOPENイベントの前半で行われた「たらい鬼ごっこ」です。
naniSL.netのFujiyam香山さんが仕掛け人で、参加者は「たらい」に乗って鬼役のFujiyamaさんと大家さんから逃げ回るってゲームでした。ちなみに参加者は全滅でしたw
「これ団体戦でやりたいな~」
って思ったのが始まりです。

・・・・・・

んで、第1回MagSL東京国際マラソンを終えてイベントグッタリ病かかっていたゴールデンウィークのある日、自宅の庭でボケ~っとしてると大家さんが見回りにこられました。

jabara Jannings: おつかれさまー
You: ありがとうございます。
jabara Jannings: うちの次のイベントどうしようかなー
You: たらい鬼ごっこ第2弾、つかあの広い海で海戦やりたい。海賊襲来とかどうです?w
jabara Jannings: そんじゃその海戦イベントはおまかせするとして
You: へ?w
jabara Jannings: まじでなんか考えててw
You: 草案程度なら?w
jabara Jannings: OK
You: 実現可能かどうかはアレですけどw
jabara Jannings: テストしてみましょう

私はスクリプトとかなんも知らんので、ま~企画書書いてそれを元に誰かが作ってくれて私が遊べれば万々歳だ~~~とか軽~い気持ちで以下の企画書を大家さんに提出しました。せっかくなんで他の思いつきも提出してたりw。

——————–
5/18 企画書(草案というか思いつき)

<第2次たらい海戦>
(別にたらいでなくてもいいんですが、前回たらいだったのでw)
 2つの軍勢にわかれて参加者は各たらい母艦からたらいで出撃。
 敵の母艦に数多く横付けできた軍勢の勝利。(あるいは先に沈めた方)
 たらいは、たらい専用の武器で攻撃可能。一定のダメージ受けたら沈没。
(洗面器で敵のたらいに水を入れてくって設定でもいいか)
 沈没したら母艦に戻り再度出撃可能。
 艦載たらいの数は有限とする。
 イベン島にも話持ちかけて、「海賊来襲!イベニアンパイレーツ対Jabara 海防隊」ってのもいいかなー。
 ただ、Atlantisは皆さんにお貸ししてる土地なんで難しいかなー。

<つり大会>
 まー読んでのとおりで。釣果を競うゲームですね。
 つりゲームの仕掛けを工夫すればそこそこ面白いもんになる?かなぁ?
 ただ、絵的にえらい地味になりますがw。

<OSSダンスアクセサリコンテスト(あるいは即売会)>
 ダンスにぴったりなアクセサリを踊りながら紹介してもらう。
「こんなのどこどこでみつけたよー」
 って感じで自慢しあったり、
「こんな派手なんつくったよーいかがですかー」
 って感じで即売会したり。
 あるいは両方やる。
 ただ、ありがちなイベントかなー。
———————

この軽~い気持ちで書いた企画書が後でとんでもない事態を引き起こすことをまだ私は知らなかった。

・・・・・・

んで、第13回WebSig会議を終えてイベントグッタリ病かかっていた週末のある日、自宅の庭でボケ~っとしてると大家さんが見回りにこられました。

jabara Jannings: おつかれさまー
You: ありがとうございます。
jabara Jannings: そうそう海戦たらいイベント現実にしましょう
You: おおう!しかし、できるんだろうか?w
jabara Jannings: わかんないけど
You:w
jabara Jannings: すすめてください。スクリプトとか考えてみてw
You: へ?w

と、いうことにw。この時点では、ま~ボツボツ勉強しつつの~んびりやれば良いやとまたしても軽~く考えてました。

・・・・・・

んで、第2回MagSL東京国際マラソンを終えてイベントグッタリ病かかっていた休日のある日、自宅の庭でボケ~っとしてると大家さんが見回りにこられました。

jabara Jannings: おつかれさまー
You: ありがとうございます。
jabara Jannings: 例の海戦イベントですが
You: へいへい
jabara Jannings: 8月のSLオーナーズ主催のイベントに参加という形で進めます。
jabara Jannings: わたしがJabaraLandとして参加表明しますので、中身のほうはよろしくw
jabara Jannings: あと砲弾はスイカで。夏祭りだしw。
You: へ?w

期限を切られてしましましたw。つかスイカ砲弾ってw。
一人じゃ無理だな~、そうだ!いつもの面々に相談しよう!。


いつもの面々w
左から私(小ネタ師)、ジュンボさん(大工)、シャイアンさん(罠師)、まあやさん(スクリプトご意見番)、左上枠内神代鈴さん(司会者)

イベントといえばスムーズに進行させるための進行役が重要です。とーぜんのことながらワタクシそんなことやったことアリマセン。ここは職業司会者でもある神代鈴さんに頼むべきでしょう。

さすが職業司会者、依頼をする前からもうやる気満々です。
ただ、ここで私は大失敗をしました。親しい友人であるがゆえに「いつでも頼めるわ~っ」と思って進行役を確約していなかったのです。どういう事態になったかは後ほど。

私はプリム練が非常に苦手です。しかし海戦というからには船を作らねばなりません。ここは大工のジュンボさんに頼むべきでしょう。


ってなやり取りがあったとか無かったとかw。

手始めに、小たらいに第1次たらい海戦で使用されてたたらいからぶっこ抜いた船スクリプトをぶち込んでみました。
自宅のプライベートプールで動作実験を行います。

せま!っつーかプールっちゅうより風呂だなこりゃ。
あまりにも狭すぎて実験にならんので大家さんに相談したところ、ちょうど角地の4区画に空きが出来たとのことで即借りしました。
早速、土地を掘り下げドックを造ってその上にレンガ造りの邪払沿岸警備隊工廠部の建物を建築しました。

この時点では確かに無駄なことをしたと思ってましたが、後で船の沈没処理を爆破にしたため役にたちましたw。
(破片がほうぼうに飛び散るんですよw)

旗たらい(旗艦)のプロトタイプが出来上がってきました。

たらいのくせにかっこいい・・・w。
ここまですばらしい旗たらいが出来上がってしまうと私ものほほんとしているわけにはいきません。しかし私はスクリプトど素人・・・。そこで大家さんに相談を持ちかけました。

You: で、あっしはスクリプトほとんど理解してないわけですが?
Junbo Jannings: 乗り物スクリプトに強そうな人っていえばかつぞーさんか・・・
You: おお、OMARU JET!
jabara Jannings: できるか出来ないだけでも、かつぞさん呼んで聞いてみる?
You: いや、忙しそうじゃないですか。
katsuzo Boa: こんばんわー
Junbo Jannings: (ホントに呼んだw
You: (しかも速攻w
You: あ~お忙しいとこすんませんです~。あっしC言語とVerilog-HDLしか知らないんですが、LSLを扱うことできますかね?。
katsuzo Boa: ぜんぜんOKですよー。
You: おぉ、それはよかった、それでですね・・・
jabara Jannings: じゃぁ、もう用はないね。
You: へ?
Junbo Jannings: へ?
katsuzo Boa: ぎゃあぁぁぁ~

いや、ちゃんとしたアドバイス頂きましたよ?w。

手始めに船スクリプトのたらい最適化を行いました。
乗り物のスクリプトには、たくさんのパラメータがあってそれぞれが何を意味するか理解するために、実際に適当な数字を入れて実験を行いました。試行錯誤の結果、それっぽい動きをするように出来ました。
英語得意ならもうちょい早くやっつけられたような気がしますがw。

船は動かせたが、砲弾打ち出せなければゲームが始まらない。どーしよー。

You: 砲弾を打ち出すってどーすりゃええんだろ。
Junbo Jannings: 打ち上げとかって言うと、やはり花火師でもあるかつぞーさんだな。
jabara Jannings: できるか出来ないだけでも、かつぞさん呼んで聞いてみる?
You: いや、忙しそうじゃないですか。
katsuzo Boa: こんばんわー
Junbo Jannings: (ホントに呼んだw
You: (しかも速攻w
You: まいどお忙しいとこすみませんです~。船に乗った大砲から砲弾を射出したいのですが、そんなことって出来ますか?
katsuzo Boa: できますよー。
You: やった!。それでですね・・・
jabara Jannings: じゃぁ、もう用はないね。
You: へ?
Junbo Jannings: へ?
katsuzo Boa: ぎゃあぁぁぁ~

いや、ちゃんとしたアドバイス頂きましたw。

大砲の特定の軸上に初速度ベクトルを指定してやって砲弾をRezすれば良いようです。
ちなみに一番初めに造った大砲はこれ↓

発射面に色がついてるタダの四角い箱でしたw。
そして問題発生。船に乗っけて大砲発射してみると思う方向から弾が出ない。
様子を見に来てくれた、まあやさんに相談です。

この概念は初心者がよく陥りやすいとこらしい。
(まあやさんには他にも沈没時の爆破処理に重要なヒント等などをもらいました~。)

砲撃が出来る船は出来た。でも被弾してダメージが蓄積されたら沈没しないとゲームにならん。どーしよー。

You: こまったな~。
Junbo Jannings: とりあえずかつぞーさんだな。
jabara Jannings: かつぞさんだね。
You: まだ何も言ってないよ?。
katsuzo Boa: こんばんわー
Junbo Jannings: (ホントに呼んだw
You: (しかも速攻w
You: たびたびお忙しいとこすみませんです~。船に砲弾ぶつけて耐久度が0になったら沈没、てなことって出来ますか?
katsuzo Boa: できますよー。
You: おぉ、できますか!。それでですね・・・
jabara Jannings: じゃぁ、もう用はないね。
You: へ?
Junbo Jannings: へ?
katsuzo Boa: ぎゃあぁぁぁ~

残酷っぽいシーン終わりw。
※ホントはこんなにお呼びして斬りまくってはいません。このシーンはセカコレで大家さんが水着で抜き身の刀振り回してたね~って話題から、かつぞーさんがノリで斬られた1場面ですw。

コリジョン(衝突)の処理と、フィルタリング処理を組み合わせることで被弾処理が行えるようです。
被弾処理に条件を加えることにより沈没判定も可能なようです。

これで何とか打ち合いが出来る船が完成しました。

しかし、これからが大変だったのです。

麻雀したり・・・


アイドルユニットpiattoの撮影会に行ったり・・・


まあやさんとドラム缶に入ったり・・・
・・・・・・あれ?w

ま~そんな感じで気分転換の合間合間に作業を進めました(ぇw。

海戦の演出面では意表をつくのに長けている罠師のシャイアンさんにお世話になりました。
シャイアンさんは進行に気をかけてくれてちょくちょく様子を見に来てくれました。

撃ち合ったり・・・


ジュンボさんめがけて試作の拡散スイカ砲撃ち込んだり・・・


船を踏んづけたり・・・


で、私らは後片付けしたり・・・
・・・・・・あれ?w

遊びつつ、色々なヒントをくれたのですよw。いやほんと。
ちなみに、スイカ砲弾のテクスチャはシャイアンさんが速攻で作ってくれました。

そうこうしているうちに大型イベントのタイトルも「SL24ザ・夏祭り2007」に決定し、NaviSLSNS内に「Jabara Estate スタッフ」が立ち上がり、イベントの詳細の詰めを行う事になりました。もちろん第2次たらい海戦のトビも立てさせてもらいました。

ここで緊急事態発生。海賊として攻めてきてくれるはずだったイベン島海賊の方々が、お頭のリアル仕事が多忙になったため解散ということになったそうです><。イベン島の海賊といえばクイズ大会。以前レポートさせてもらったこともあります。
クイズ大会レポート
とても残念です。

急遽海賊として攻めてもらえることになったのはCafe GO-GOingのRyunosuke Fordenさん。
海賊役はできないが海賊ならやれる!と闘志満々ですw。

「突撃!勝手に隣の観光案内」でおなじみのAnker Eildeさんがこのイベントのためにストーリーを書いてくれました。なお、下のタイトルは私が勝手につけたものなんでお気をつけくださいw。
第2次たらい海戦序章「海賊たちの宣戦布告」
し、知らなかった。あのホールにそんな秘密が隠されてたなんて。
アトランティスもツルハシもって掘りまくったから沈んだんだと思ってたが・・・ってのは言ってはいけないw。
ダンスホールもネタが無いから使っていないんでは・・・ってのは言っちゃいけない思っちゃいけないw。

アトランティスにある古着屋「GRANDMA !」の西ハナエさんが海賊服・警備隊制服を作ってくれました。

こちらが邪払沿岸警備隊の制服。陸戦もお手の物って感じw。


こちらが海賊の制服。強そうw。

警備隊のほうはスマートな感じなのを予想してましたが、海の荒くれ者っぽくてこっちのがいいですね。
つか、なんか海賊のほうがおしゃれっぽいんですが?w

ゲームの総合調整ということで、シミュレーションを兼ねた合同演習も何度か行いました。

たらいの塗装も軍勢別に完成しお披露目です。


ためしに旗たらいx2 VS 旗たらいx2もやってみました。

参加していただいた皆様ありがとうございました。
このシミュレーションで得た結果や、参加者の皆さんの意見をもとにたらいの機動性の変更、旗たらい副砲の旋回機能追加、耐久力の微調整等を行いました。

ここでまたまた緊急事態発生。イベント進行をお願いしようとしていた神代鈴さんがSL24の総合司会することに!。そういえばヤツは、このイベントのキーマンじゃないか!。くぅ~あの時点で進行役を確約しとくんだった~。と嘆いても祭りの前だけど後の祭り><。
んで、大家さんが狙っていたはるかぜさんもまた同じ立場に!。さすがSL24、目の付け所が違う。って感心してる場合じゃない!ん~ど~しよ~。

jabara Jannings: 仕方ない、船のことを知り尽くしているStonkさんが適任かな?
You: いや、普通造船技師が軍艦の艦長するってことはありませんよ?
jabara Jannings: 艦長じゃなくて進行役だからだいじょうぶ。
You: いや、タダのたとえなんすけど?

とんでもないことにw。

で、イベント当日を迎えたわけです。
手際の悪い進行ですみませんでした。また、結構バグや、想定外の動作もありました・・・。
しかし、やっぱり団体戦ってのは面白いようで、「またやってください」ってお言葉もいただけました。本当にありがとうございます。
対戦成績は警備隊1勝、海賊軍1勝で引き分け。めでたく(?)第3次たらい海戦の大義名分が出来ましたw。
次回は今回の結果と経験を元により良いゲームにしたいと思います。

なお、当日の様子はシルビアーナさんが作ってくれた動画をご覧になってみてください。
映像で見る第2次たらい海戦
不具合部分までありありと映像化されていますw。

さて、初めて手がけたイベントで思い入れが深かったためえらい長文になってしまいました。
今回は趣向を変えてク○ーズアップ現代っぽくやってみましたがいかがでしたでしたでしょうか?
え?これのどこがそれなんだ?ですと?。
そりゃ、あなた、あったことを切り貼りして吹き替えしなおしたから、ちゃんと事実とは違った印象に仕上がってますよ?w

とはいえ、この記事の内容は大まかなところは事実ですw。(時間の前後とか演出部分を除けばw)
・・・あ~、いつもと同じかw。

・・・では、今回のしめのお言葉

「あ~、特にない!」(M2J Core「ボブ電」より抜粋。)

いや、いっぱい書いちゃったしw。
以上!。

*—————-*

今回の関連テレポートURLです。

Jabara Land Atlantisに攻め込んでくれた海賊首領りうさんの【Cafe GO-GOing 】
http://slurl.com/secondlife/Umeda/112/100/21/

熱湯安価(Anker Eilde)さんの北池袋メロン屋敷(?)
http://slurl.com/secondlife/Ikebukuro/133/244/21/

制服を作っていただいた西ハナエさんの「GRANDMA !」
http://slurl.com/secondlife/Jabara%20Land%20Atlantis/102/82/1/

今回の関連リンクです。

今回のイベントも「突撃」していただきましたw。
「突撃!勝手に隣の観光案内」

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戦いへの道 ザ・夏祭り2007」への2件のフィードバック

  1. Sueenu さんの発言:

    スゴイの一言に尽きますねぇ。

    名誉市民賞に立候補してみるとか。(* ´д`*)

    返信
  2. Stonk さんの発言:

    ありがとうございます~。

    つか、それって立候補するもんなの?w

    返信

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